英彦山の中岳山頂から、南岳を下山しながら鬼杉を目指しました。
かなりハードな鬼杉ロードでした。屋久杉は樹齢1000年以上のものを言うのですが、鬼杉の樹齢は1200年とのことです。
登山道は、奉幣殿から直接鬼杉に向かえばそれほどきつくはないと思います。
多くの修験者たちが歩いた道のりです。
始めは緩やかな下り坂でしたが、途中からかなり険しい道のりになりました。
時折見える山々の景色からは、感動と癒しを得ることが出来ます。非常に神聖な森です。
大自然の息吹きを感じます。
素晴らしい景色です。
英彦山登山の見どころの一つ、「材木石」に到着しました。
この岩は、火山で噴出したマグマが急に冷えて固まったときにできたもので、材木を積み重ねたように見えることから、材木石という名前が付きました。英彦山に伝わる鬼杉伝説によると、鬼が社を建てようとして伐りだした材木の残りがこの岩になったのだそうです。
中岳山頂からおよそ1時間で鬼杉に到着しました。
鬼杉は非常に神秘的で見ごたえがありました。「天然記念物・日本巨木百選」にも選出され、屋久島にもにた雰囲気をかもし出しており、その姿には圧倒され・感動間違いなしです。
鬼杉の名前の由来は、「鬼がこの山を退散する時に持っていた杉の杖を地に突き刺したのが芽を出して大木になった」との伝説から。
【鬼杉】
幹周1240cm・樹高38m・樹齢推定1200年。
普段から登山をされる方には、英彦山の鬼杉を通るルートはお勧めです。冬場はまぼろしの滝と言われる四王寺の滝を見に行く時に行くといいと思われます。普段から登山されていない方は経験者と一緒に行かれた方がよいと思われます。安易に行くと、遭難などの危険もあります。
鬼杉から、英彦山神宮への帰り道に、突如岩の崖に張り付いたような、お社が現れました。
末社の大南神社です。御祭神は、天火明命(あめのほあかりのみこと)。
およそ4時間の登山時間で、無事に英彦山神宮 奉幣殿まで戻ることが出来ました。
また是非登山にチャレンジしたいです。有難うございました。
英彦山の鬼杉(〒824-0721 福岡県田川郡添田町英彦山字彦山2番英彦山国有林68林班ろ小班)
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