福岡県の山々

福岡県は九州北東部に位置し、北面に玄界灘・響灘、東面に周防(すおう)灘、南西には有明海がそれぞれ接する。

地質学的には中部・四国地方から続く中央構造線の北側、西日本内帯に属し、火山活動や造山運動などの影響により、複雑な地質構造を有するが、地形構造は主に山地と低地の二つからなる。

 

 

 脊振山

せふりさん

脊振山は、福岡県福岡市早良区と佐賀県神埼市との境に位置する標高1,054.6m、脊振山系最高峰の山である。日本三百名山の一つ。山頂には、航空自衛隊、アメリカ軍のレーダーサイトがある。 江戸後期までは廣瀧山と呼ばれた。廣瀧山の麓に武家の廣瀧家を中心として村を築き、住んでいた。

標高: 1,055 m

山系: 脊振山地

 

 

宝満山

ほうまんざん

宝満山は福岡県筑紫野市と太宰府市にまたがる山であり、別名を御笠山、竈門山とも言う。

標高: 829 m

所在地: 福岡県筑紫野市・太宰府市

 

 

 

福智山

ふくちやま

福智山は福岡県北九州市小倉南区、直方市、田川郡福智町に跨る標高900.6mの山である。

標高: 901 m

山系: 福智山地

 

 

天拝山

てんぱいざん

天拝山は、福岡県筑紫野市にある標高257.4mの山。山名は、平安時代前期に昌泰の変で大宰府に左遷された菅原道真が、自らの無実を訴えるべく幾度も登頂して天を拝したという伝承に由来する。古名は天判山。

標高: 257 m

 

 

皿倉山

さらくらやま

皿倉山は、福岡県北九州市八幡東区にある標高622mの山である。権現山、帆柱山、花尾山などと共に帆柱連山を形成し、北九州国定公園の一部を成す。ケーブルカー、ハイキング トレイル、市街を一望できる山頂の展望エリアがある。

標高: 622 m

山系: 帆柱

 

 

三郡山

さんぐんさん

三郡山は、福岡平野と筑豊盆地の間に位置する標高935.9mの山である。三郡山地の最高峰であり、山頂は飯塚市であるが、糟屋郡宇美町、筑紫野市との境界に位置する。

標高: 936 m

 

 

古処山

こしょさん

古処山は、福岡県朝倉市と嘉麻市にまたがる標高859.5メートルの山。国の特別天然記念物および福岡県の天然記念物に指定されているツゲの原始林があることで知られる。 

標高: 860 m

山系: 筑紫山地

 

 

雷山

らいざん

雷山は、福岡県糸島市と佐賀県佐賀市との境にある標高954.5mの山である。

標高: 954 m

山系: 脊振山

 

 

英彦山

ひこさん

英彦山は、福岡県田川郡添田町と大分県中津市山国町にまたがる標高1,199mの山である。耶馬日田英彦山国定公園の一部をなす。日本百景・日本二百名山の一つ。また、弥彦山・雪彦山とともに日本三彦山に数えられる。国の史跡に指定されている。

標高: 1,199 m

山系: 筑紫山地

所在地: 日本; 大分県中津市; 福岡県田川郡添田町

 

 

立花山

たちばなやま

立花山は、福岡市東区、糟屋郡新宮町および久山町にまたがる標高367.1mの山である。 都市部に近く、クスノキの巨木など自然に恵まれた山として南の三日月山とともに親しまれている。 また立花山は中世の立花山城の跡としても知られている。 

標高: 367 m

 

 

可也山

かやさん

可也山とは、福岡県糸島市にある標高365.1mの山である。

標高: 365 m

 

 

犬ヶ岳

いぬがたけ

犬ヶ岳は、福岡県豊前市求菩提と大分県中津市耶馬溪町川原口に位置する標高1130.8mの山である。

標高: 1,131 m

 

 

足立山

あだちやま

足立山は、福岡県北九州市小倉北区にある標高597.8mの山である。別名「霧が岳」。 山頂付近は、平地に比べて気温が低いため、最低でも年に一度程度は平地から冠雪を見ることができる。

標高: 598 m

山系: 企救山系

所在地: 日本; 福岡県北九州市小倉北区

 

 

油山

あぶらやま

油山は、福岡市城南区、早良区、南区にまたがる、標高597メートルの山である。天神の繁華街から車で15分程度。福岡大学の南方に位置し、中腹の東側に「も~も~らんど油山牧場」がある。

標高: 597 m

 

 

求菩提山

くぼてさん

求菩提山は、福岡県豊前市求菩提と築上郡築上町寒田の境界に位置する筑紫山地に属する標高782メートルの山である。麓の豊前市のシンボル的な山であり、かつては英彦山、犬ヶ岳と共に修験道の山だった。

標高: 782 m

 

 

四王寺山

しおうじやま

四王寺山とは、福岡県太宰府市・大野城市・糟屋郡宇美町にまたがる標高410mの山である。構造的には最高点のある大城山を中心に岩屋山・水瓶山・大原山と呼ばれる4つの山から構成されており、それらを別個の山とみなして一帯の山地の総称として四王寺山脈・四王寺山地と呼称する場合もある。

標高: 410 m

 

 

高祖山

たかすやま

高祖山は、福岡県福岡市と糸島市の境に位置する標高416mの山である。古代の怡土城跡と中世の高祖城跡がある。

標高: 416 m

 

 

浮嶽

うきだけ

浮嶽は、福岡県糸島市二丈と佐賀県唐津市七山との県境に位置する山である。脊振山系の西端を成し、霊峰として知られる。海抜は805.1メートル。山頂からは壱岐が見える。浮岳とも書く。別名は筑紫富士。 山頂に浮嶽神社の上宮が鎮座する。同神社の中宮は中腹にある。

標高: 805 m

 

 

御前岳

ごぜんだけ

御前岳は、福岡県八女市と大分県日田市との境界にある山である。大分県側では権現岳とも呼ばれる。標高は1,209m。九州百名山大分百山のひとつで、津江山系県立自然公園に指定されている。

標高: 1,209 m

 

 

高良山

こうらさん

高良山は福岡県久留米市の山。高牟礼山、不濡山、青山山、梶山、琴弾山などとも呼ばれる。古来、宗教的な山として崇められ高良大社が築かれ、また、軍事的な要衝でもあったため神籠石式山城や住厭城などの遺跡が見られる。

標高: 312.3 m

山系: 耳納山地

 

 

香春岳

かわらだけ

香春岳は、福岡県田川郡香春町にある山である。

標高: 509 m

 

 

岩石山

がんじゃくさん

岩石山は、福岡県田川郡の添田町と赤村の境界にある山。古くから英彦山信仰の山伏たちの修行場となっており、標高454mの山頂付近には、かつて平清盛の命により山城である岩石城が築かれていた。

 

 

釈迦岳

しゃかだけ

釈迦岳は、大分県日田市と福岡県八女市との境界にある標高1,230mの山である。九州百名山のひとつに数えられている。釈迦ヶ岳、釈迦ガ岳とも表記される。

標高: 1,231 m

 

 

九千部山

くせんぶやま

九千部山は、佐賀県鳥栖市と福岡県那珂川市に跨る山である。山頂は鳥栖側にあり標高は847.5m。脊振山系。

標高: 848 m

 

 

城山

じょうやま

城山は、福岡県宗像市陵厳寺と遠賀郡岡垣町との境にある標高369.3メートルの山である。宗像四塚の一つであり、宗像地方では知られた山で、また九州でも有名な登山がしやすい山であるため、地元の小学校の遠足などにも利用されている。 

標高: 369 m

 

 

犬鳴山

いぬなきやま

犬鳴山は、福岡県宮若市犬鳴に所在する、標高583.6メートルの山。別名、熊ヶ城ともいう。 福津市・古賀市・宮若市・糟屋郡篠栗町・糟屋郡久山町の3市2町に跨る犬鳴連峰のひとつである。犬鳴ダムの西側に位置し、犬鳴連峰北側には西山 と見坂峠、中央あたりには犬鳴峠、南側には猫峠・鉾立山・菅岳が連なる。

 

 

風師山

かざしやま

風師山は福岡県北九州市門司区小森江にある山。標高362m。

 

 

十坊山

とんぼやま

十坊山は佐賀県唐津市と福岡県糸島市との境界にある山である。 

佐賀県唐津市・福岡県糸島市境の十坊山は、脊振山地の最西端に位置する。標高535mと低いうえ登山道もよく整備されていて一年を通して楽しめるが、空気が澄んだ秋が特におすすめ。

標高: 535 m

 

 

六ヶ岳

むつがだけ

六ヶ岳とは、福岡県宗像地方の鞍手町室木と宮若市龍徳に跨る標高338.9mの山である。その名のとおり、6つのピークからなる。崎戸山ともいう。 ここには鞍手テレビ中継局が置かれている。

標高: 339 m

 

 

孔大寺山

こだいしやま

孔大寺山は、福岡県宗像市池田と遠賀郡岡垣町との境にある標高499メートルの山で、宗像四塚の最高峰である。東は金山、西は湯川山、南は白山へと連なる。

 

 

羽金山

はがねやま

羽金山は、福岡県糸島市と佐賀県佐賀市との境界にある、脊振山地に属する山である。山頂及び三角点は、両県の県境から約70メートルの佐賀県佐賀市側にある。山頂のはがね山標準電波送信所も同じく佐賀県側にある。

標高: 900 m

山系: 脊振山系

 

 

新立山

しんたてやま

新立山とは、福岡県宗像市と宮若市・鞍手町の市境にある山である。 新立山(しんたてやま)は、赤間と宮若市(旧宮田町)笠松地区の市境に位置します。標高は326m。別称権現山(ごんげんやま)とも呼ばれています。 道が緩やかなので登山というよりも森林浴を楽しみながら気軽に登れ

 

 

大坂山

おおさかやま

大坂山は福岡県京都郡みやこ町犀川大坂と田川郡香春町鏡山に位置する標高573mの山。飯岳山とも呼ばれる。

標高: 573 m

 

 

三池山

みいけやま

三池山は、福岡県大牟田市と熊本県玉名郡南関町とに跨る山である。標高388.1m。三池山は、福岡県西部・大牟田市の東にあり、南北に連なる山陵が、熊本県との県境をなしている。山の稜線上に、山名の由来である三つの池がある。山頂は草原状で、有明海を挟んで長崎県の雲仙岳を見る

標高: 388 m

 

 

岳滅鬼山

がくめきさん

岳滅鬼山(がくめきさん、がくめきやま)は、大分県日田市と福岡県田川郡添田町との境界にある山である。英彦山の南西に位置し、複数のピーク(山頂)を有する。岳滅鬼山は、大分県日田市と福岡県田川郡添田町との境界にある山である。

標高: 1,037 m 

 

 

許斐山

このみやま

許斐山は、福岡県宗像市王丸と福津市八並にまたがる山である。標高271m。山頂一帯には宗像氏の一族許斐氏の居城である許斐山城があった。

標高: 271 m

 

 

熊ヶ畑山

くまがはたやま

熊ヶ畑山は、福岡県嘉麻市と田川郡川崎町に跨る山。

標高:533.3m

 

 

西山

にしやま

西山とは、福岡県宗像地方の宮若市山口地区と古賀市小野地区の市境に位置する標高644.6mの山である。犬鳴山系で、鮎坂山とも呼ばれる。

標高: 645 m

 

 

甘木山

あまぎやま

甘木山は、福岡県大牟田市にある小高い山である。

標高:123m

 

 

花尾山

はなおさん

花尾山は、福岡県北九州市標高351mの山である。山頂からは北九州市全体や洞海湾、近くの山々が望める。 

標高: 351 m

 

 

手向山

たむけやま

手向山は、福岡県北九州市小倉北区赤坂4丁目にある高さ76メートルの山である。小倉北区と門司区の境界に位置する。宮本武蔵を顕彰する小倉碑文があることで有名。宮本武蔵と佐々木小次郎の決闘が行なわれたとされる1612年4月13日にちなみ、毎年4月13日前後の日曜日に手向山山頂の公園で、『武蔵・小次郎まつり』が開催される。

標高: 76 m

 

 

八窪山

やくぼやま

八窪山は、福岡県北九州市門司区にある山である。

標高:183m

 

 

磯辺山

そべやま

磯辺山とは、福岡県宗像地方にある山である。

標高: 286 m

 

 

今山

いまやま

今山は、福岡県福岡市西区横浜二丁目にある標高84メートルの山である。山から弥生時代の遺跡が発見されており、山全体が今山遺跡として国指定史跡となっている。

 

 

白山

はくざん

白山とは、福岡県宗像市山田にある標高319メートルの山で北側の孔大寺山へと尾根が連なる。山頂にはかつて白山城という城が築かれていた。

 

 

鴻巣山

こうのすやま

鴻巣山は、福岡市南区長丘と福岡市中央区小笹の境に位置する、標高100.4mの山である。1975年に緑地保全地区に指定されている。この山には遊歩道や展望台があり、遊歩道を少し入っていくと、マテバシイの森などがある。 住宅街の一角にある自然として、市民の憩いの場となっている。

標高: 100 m

 

 

権現山

ごんげんやま

権現山は、福岡県北九州市にある山。同一名称の山が八幡西区と小倉南区吉田に存在する。

 

 

基山

きざん

基山は佐賀県三養基郡基山町と福岡県筑紫野市にまたがる標高404.5メートルの山。国の特別史跡基肄城跡が残る。

標高: 404.5 m