佐賀県の山々

佐賀県は九州北西部に位置し、北を玄界灘、南を有明海に接する。 地形は山地、丘陵及び台地、低地より成り立ち、脊振山系の展開する県北東部―県央部、多良火山地の県南西部、東松浦半島の上場台地より丘陵地帯が南延する県西部一帯、発達する平野部からなる県南部一帯の大きく4つの部分に分けられる。

 

 

黒髪山

くろかみやま

黒髪山は、佐賀県武雄市と同県西松浦郡有田町の市町境にある標高516mの山である。新日本百名山及び九州百名山の一つ。

標高: 516 m

 

 

天山

てんざん

天山は筑紫山地に属する標高1,046.2メートルの山である。佐賀県唐津市、小城市、佐賀市、多久市に跨り、佐賀県のほぼ中央に位置する。 

標高: 1,046 m

山系: 筑紫山地

所在地: 日本; 佐賀県唐津市・小城市・佐賀市・多久市

 

 

多良岳

たらだけ

多良岳は、九州の山。長崎県と佐賀県の県境に位置する標高996mの山。多良岳山系の一峰。

標高: 996 m

山系: 多良岳山系

 

 

作礼山

さくれいざん

作礼山は佐賀県唐津市にある標高887.1メートルの山。 天山から約8km西北西にあり、脊振山地の南の山々から佐賀県南西部の低山・丘陵地帯への遷移部に位置する。南麓の平之川と西麓の右伊岐佐川はともに松浦川水系。 唐津市相知町伊岐佐と同市厳木町平之の境にあたる。2つの峰があり、うち西峰が作礼山の最高地点。

標高: 887 m

 

 

経ヶ岳

きょうがたけ

経ヶ岳は、佐賀県鹿島市と藤津郡太良町および長崎県大村市の境に位置する多良山系に属する標高1,075.7mの火山である。佐賀県最高峰の山であると同時に、多良山系最高峰の山でもある。南東には多良岳もあり、両山を尾根伝いに縦走する人も多い。多良岳県立自然公園の一部である。

標高: 1,076 m

山系: 多良山系

 

 

鏡山

かがみやま

鏡山は、佐賀県唐津市にある山である。標高283.56メートル。別名:領巾振山。

標高: 284 m

 

 

八幡岳

はちまんだけ

八幡岳は、筑紫山地に属する佐賀県の山である。標高763.6メートル。

標高: 764 m

 

 

九千部山

くせんぶやま

九千部山は、佐賀県鳥栖市と福岡県那珂川市に跨る山である。山頂は鳥栖側にあり標高は847.5m。脊振山系。

標高: 848 m

 

 

蛤岳

はまぐりだけ

蛤岳は、日本南部の九州・佐賀県北部にある、脊振山系に属する標高862.8mの山である。 福岡県との県境近くの神埼郡吉野ヶ里町北部にある。山頂には直径3〜4mほどの蛤岩と呼ばれる巨石があり、これが東西に割れて蛤が殻を開いた様子に見えることから名付けられたと言われている。

標高: 863 m

 

 

脊振山

せふりさん

脊振山は、福岡県福岡市早良区と佐賀県神埼市との境に位置する標高1,054.6m、脊振山系最高峰の山である。日本三百名山の一つ。山頂には、航空自衛隊、アメリカ軍のレーダーサイトがある。 江戸後期までは廣瀧山と呼ばれた。廣瀧山の麓に武家の廣瀧家を中心として村を築き、住んでいた。

標高: 1,055 m

山系: 脊振山地

 

 

十坊山

とんぼやま

十坊山は佐賀県唐津市と福岡県糸島市との境界にある山である。

標高: 535 m

 

 

腰岳

こしだけ

腰岳は北松浦半島、佐賀県伊万里市の南部にある標高487.7メートルの山。

標高: 487.7 m

 

 

雷山

らいざん

雷山は、福岡県糸島市と佐賀県佐賀市との境にある標高954.5mの山である。

標高: 954 m

山系: 脊振山

 

 

浮嶽

うきだけ

浮嶽は、福岡県糸島市二丈と佐賀県唐津市七山との県境に位置する山である。脊振山系の西端を成し、霊峰として知られる。海抜は805.1メートル。山頂からは壱岐が見える。浮岳とも書く。別名は筑紫富士。 山頂に浮嶽神社の上宮が鎮座する。同神社の中宮は中腹にある。

標高: 805 m

 

 

日の隈山

ひのくまやま

日の隈山は、佐賀県神埼市にある標高158mの小高い山である。奈良時代から通信・伝達手段として烽が置かれ、江戸時代以降には肥前七隈の1つとしての景勝地である。別名、西郷富士と呼ばれる。中腹には日の隈カンツリークラブ、南麓には日の隈公園がある。

標高: 158 m

 

 

基山

きざん

基山は佐賀県三養基郡基山町と福岡県筑紫野市にまたがる標高404.5メートルの山。国の特別史跡基肄城跡が残る。

標高: 404.5 m

 

 

衣干山

きぬぼしやま

衣干山は、佐賀県唐津市にある標高162.6メートルの山である。

標高: 163 m

 

 

虚空蔵山

こくぞうさん

虚空蔵山は、長崎県東彼杵郡川棚町と同郡東彼杵町及び佐賀県嬉野市に跨っている標高608.5mの山。山頂は川棚町に属する。九州百名山の一つ。古くは甲後岳との別称があった。

標高: 608 m

 

 

国見山

くにみやま

国見山は、北松浦半島のほぼ中央部にある山。標高776.2m。北松県立公園に指定されている。 北松浦半島及び佐世保市の最高峰である。山頂は長崎県佐世保市だが、山頂のすぐ東側に県境があり、東側は佐賀県伊万里市および有田町に属する。山裾は有田川西側各支流および佐々川、相浦川、志佐川などの源流部となっている。

標高: 776 m

山系: 国見山系

 

 

朝日山

あさひやま

朝日山は佐賀県鳥栖市村田町にある標高132.9メートルの山。九千部山麓の地溝状低地を北に挟み、平地に孤立している。結晶片岩による基盤が長年の侵食によりなだらかになり、段丘状の小山として残ったものである。山からは筑後川水系の西田川が発し、南に向かって流れている。

標高: 132.9 m

種類: 変成岩