浮羽稲荷神社~絶景を一望できる、うきは市のパワースポット

 

福岡県うきは市に鎮座する浮羽稲荷神社に行ってまいりました。

星野村から県道52号線を走り、合瀬耳納(おうぜみのう)トンネルを抜け、うきは市に出ると、突然、山伝いに連立する鳥居が目に入ります。

 

浮羽稲荷神社は、京都の伏見稲荷大社、松尾大社、そして福岡の太宰府天満宮の三神が祀られた由緒ある神社です。また近年、絶景の景色が楽しめる場所としても有名になりました。 

 

 

浮羽稲荷神社の最大の特徴は、急斜面に造られた階段に沿って延々と鳥居が連なり、絶景の景色を楽しめる点です。鳥居の数は何と91基! 近年はインスタ映えスポットとしても注目され、参拝者だけでなく多くの若者も訪れます。

 

 

 

参道の階段は300段ほどある長い階段で、上りきるには軽いハイキング程度の運動量が必要。体力に自信がある方は、参道入り口から登ってみるのもいいと思いますが、体力に自信のない方は車で拝殿の前まで上がることが出来ます。

 

 

眼前には筑後平野が広く見渡せます。晴天時なら、福岡最大の温泉地である原鶴温泉や、甘木方面まで遠望できます。スマホやデジカメを持って、多くの観光客がその絶景を撮影し、楽しんでいます。この日は、夕暮れ時に到着し、夕日に染まる山々に浮羽の町と鮮やかな朱色の鳥居の景色が非常に絶景で感動しました。

 

 

 

とても立派な拝殿です。

掃除も行きとどいており、地元の方々から愛されている神社なのだと感じました。

 

 

浮羽稲荷神社へのアクセスは,車利用が便利です。うきは駅方面からなら、県道52号線を真っ直ぐ南下。すると、山の斜面に連続する鳥居が見えてきます。鳥居の入口まで行かず、その手前から細い路地を通って拝殿の前まで車で上がってこれます。

とてもおすすめの場所です。お近くを寄った際には、是非お参りをされては如何でしょうか。

 


浮羽稲荷神社(浮羽町流川字城)

 

由緒

昭和32年(1957)、12月、京都伏見、稲荷大明神を新設の城ヶ鼻公園内に勧請した。発起人は三斤会(さんきんかい)会員で、御幸地区民及び町内有志が賛助した。昭和12年(1937)、三斤会の席上で「町民の憩いの場として町内に公園を設置しては如何」との問題が提起され、会員討議の結果、千足の南方、妹川星野への直線県道の突き当りの山腹が良いとの結論に達した。その後、話は進展しないまま時代は移り、太平洋戦争となり、敗戦の混乱の世が続いて、ようやく社会情勢が治まってきた昭和30年(1955)に至り、話が再燃、活動再開となった。公園設立会を組織して、新計画は憩いの場としての公園と、信仰の場としての神社を結び付けて建設するというのが構想であった。

 

 

御祭神

・伏見稲荷大社 稲倉魂の神(商売繁昌・五穀豊穣・交通安全)

・京都松尾大社 大山咋の神(酒造・健康と寿命長寿)

・太宰府天満宮 菅原の神(学問と成人)

 

恩日 毎月八の日