久留米大グラウンドに雨水貯留施設…浸水被害軽減へ

 

 

大雨による浸水被害を防ぐため、久留米市は久留米大学と連携し、大学のグラウンドに雨水をためる施設を整備することで合意しました。雨水貯留施設が整備されるのは、久留米大学の御井キャンパスです。

 

豪雨の際、大学の周辺地域などの浸水被害を軽減する目的で設置されます。

 

久留米市の大久保勉市長は2日の締結式で、「施設が完成することによりまして、流域の皆様が安心安全を取り戻すことができると思います」と意義を強調しました。

 

久留米市ではここ数年、豪雨で市街地が広範囲で浸水する被害を受けています。

 

このため、久留米大学を含めた市内の複数の場所に雨水をためる施設など対策を進めています。

 

市の担当者によりますと、夏ごろに着工し、2023年度の完成を目指しています。