日本で最も美しい村~星野村の棚田と浮羽の調音の滝

 

八女市星野村を代表する景観の一つに石積みの棚田があります。この棚田は、永い年月を費やし、山をクワで切り開き、山石を一つ一つ積み上げ造られたもので、星野村の至る所で見ることが出来ます。

 

星野村は、高級茶の生産地として全国的に高い評価を得ていると共に、先人から受け継いだ石積みの棚田の価値及び、保全に取り組む活動、更には地域づくり活動が高く評価され、「日本で最も美しい村」連合に加盟しています。

 

 

星野村から県道52号線を走り、合瀬耳納(おうぜみのう)トンネルを抜け、うきは市に出ると、すぐの所に「調音の滝」があります。

 

 

 

調音の滝は耳納連山の主峰 鷹取山に源を発し、下流は巨瀬川となります。

 

天保年間、久留米藩主有馬頼永公の奥方、晴霊院が領内巡遊の折立ち寄られ、水が流れる音が余韻を残して、メロディーを奏でるように聞こえることから「音の調べ」すなわち「調音の滝」と命名されたとされています。