高良台演習場の歴史

高良台演習場
明治44年8月、陸軍省は、高良台一帯の山地約百万坪を買収し、第18師団の演習場としました。これが高良台演習場です。
この買収に関する資料が藤光町の民家に保存されていました。「陸軍買収地代金分配帳」と書いてあり、82人の名前と金額と受領印があります。

 

 

演習場特別大演習
明治44年11月に明治天皇をお迎えして、こけら落としのように、陸軍大演習がこの地で行われました。
11月11日から16日までの六日間滞在されました。明治天皇をお迎えする準備は2月から始まっており、それに間に合うように、土地買収計画は進めていたものと思われ、2月の時点で買収見込みは完全についていたと考えられます。

 

高良台演習場はこのような国家的行事からはじまりました。