七夕

今日は節句の日である七夕ですね。


七夕とはもともと、旧暦ではお盆(旧暦7月15日前後)との関連がある年中行事でしたが、明治時代の改暦以降、お盆が8月15日前後を主に行われるようになり、双方の関連性が薄れていきました。現在では、七夕のお祭りは7月7日か月遅れの8月7日に行う地域に分かれているようです。


七夕と言えば織姫と彦星が一年に一度だけ天の川を渡り、再会が許されるという物語が有名ですが、この物語は奈良時代に中国から伝わってきたようで、日本以外にも中国、韓国、台湾、ベトナムなどに色々な説話があるようです。

台湾では、7月7日はの織姫の誕生日とされ、做十六歲という成人式をこの日に行い、近年では、バレンタインデーと同様に男女がプレゼントを交換する日とされているそうです。

 韓国では七夕の日に織女と彦星が一年ぶりに会ってうれし涙を流すため、必ず雨が降ると信じられいるそうです。その日の晩に雨が降れば、それは織女と彦星が流すうれし涙、2日間、夜に雨が続けば別れを惜しむ涙だと言われているのだとか。 

 

元は一つの物語でもそれぞれの地域によって独自性が増していて面白いですね。 

 

皆さまは、短冊にどんなお願い事をされたでしょうか。

一年に一度っきり、いろいろお願いしちゃいましょう。

 

神社のお参りが増えますように
福島原発の末端の作業員の人達にご加護がありますように