同性婚について考える

昨日、このニュースがネット上で話題になっていました。

 

米連邦最高裁 全州で同性婚認める判断

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150626/k10010129271000.html

 


 アメリカの連邦最高裁判所は、同性どうしが結婚する同性婚をすべての州で認める判断を示しました。全米で同性婚が事実上、合法化されることになります。アメリカでは、全米50州のうち37の州と首都ワシントンで同性婚が認められる一方、中西部オハイオ州など4つの州を管轄する連邦高等裁判所は、去年11月、同性婚を認めない判断を示しました。
同性婚の是非に対する司法の判断が州で分かれたことから、連邦最高裁判所が審理を進めていました。

「同性婚 」国を二分する議論
アメリカでは同性婚の是非を巡って長年、世論を二分する議論となってきただけに、全米で同性婚を認めれば、歴史的な判決になると注目を集めていました。
 1960年代から同性愛者の権利を訴える運動が活発化し、1970年代になると、同性どうしのカップルが州の政府に同性婚を認めるよう求める裁判を起こす動きが目立つようになります。一方、「結婚は男女間のもの」とするキリスト教保守派を中心に反対は根強く、1973年、東部メリーランド州が全米で初めて同性婚を禁止する州の法律を定めたほか、連邦レベルでは1996年、当時のクリントン大統領のもと結婚を男女間のものと規定する「結婚防衛法」が制定され、世論は二分されました。
オバマ大統領「大きな前進」
アメリカの連邦最高裁判所は、同性婚をすべての州で認める判断を示したことについて、オバマ大統領は、直後にみずからのツイッターで、「平等な社会に向けた大きな前進だ。同性愛者は、ほかの人たちと同じように、結婚する権利を持てるようになった」として、歓迎しました。また、民主党の大統領候補、ヒラリー・クリントン前国務長官もツイッターで、「この歴史的な勝利を祝えることを誇りに思っている」と評価しました。

 

皆さんはこのニュースについてどう思われたでしょうか。

 

ちなみに私は同性婚には賛成です。

それは神道や神社的にどうこうという意味ではなく、それが人として性別に関係なく幸せになる方法であるならば賛成です。

 

人は人として幸せになる権利は等しく、その権利が法によって侵害されているのであれば、 それは変えられていくべきことだと思いますし、近年の社会的な風潮を見ても今回の最高裁の判断は ある意味自然な流れだったのではないでしょうか。

 

ただ、これから乗り越えなくてはいけない様々なハードルがあると思いますので、今後の動向が注目されるところだと思います。 

 

神道の立場から見た「同性愛」